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古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

魏晋南北朝史研究会

読みやすくて非常にためになるので、ちょこちょこ見ているブログに
・「虎渓之橋ブログ」
http://sinology.exblog.jp/
があるんだけど、そこの2007年06月04日の記事を見て、はじめて「魏晋南北朝史研究会」のHPが移転して、さらにブログ形式になったことを知りました。学会のHPでブログなのは珍しいんじゃないかなぁ。

夏の間はほとんど中国に行っていたのですが、訪中の前に例年9月中旬に行われている大会の通知や内容を受け取り、しばらく行方不明になっていたけれど、ようやく発掘しました(笑)。

で、ブログになったことだし、そうした情報も素早くアップされているだろうと思って、
・魏晋南北朝史研究会
http://6ch.blog.shinobi.jp/
をのぞいてみましたが、どうも告知はないようですね^^;

しかも、プロフィールが前会長の「窪添慶文」先生のまま。前サーバーからの移転で事務方が精一杯だったのでしょう。担当された方は本当にお疲れさまです。リンクに「中国魏晋南北朝史学会」がありますが、リンク先が自サイトに間違って貼られていたりもします。
事務方に知り合いがいるので、さりげなく教えてあげようかな^^;

当ブログによれば、

会員資格は、魏晋南北朝史を研究する者、及び魏晋南北朝史に関心をもつ者となっており、申し込んで会費(現在年千円)を納入すれば会員となれます。大学・高校の教員のほか、大学院生も多数会員となっています。入会申し込みは事務局で受け付けますが、毎年の大会に参加した際に申し込むこともできます。

とありますので、前々からこのブログで言っているように、小さな研究会でなければ、誰でも会員になれて大会報告などを聴くことができますので、ご興味のある方はぜひ。

で、入会の申し込みは事務局で、とあるのですが、これまた自前で事務局を持っていない学会(中国史の時代別の学会は全部そうですね)は、事務局というのは会長が所属する大学(の研究室)に臨時的にできるものなので、郵便払い込みでいきなり送金した方が面倒がなくて、確実です。魏晋南北朝史研究会の回し者でもなんでもありませんが、口座番号を出しておきましょう。


口座番号 00130-1-177770
加入者名 魏晋南北朝史研究会


連絡欄に、「新規入会希望」と書いて住所・氏名を明記して、1000円を払い込めば、忘れた頃に案内などが来ます。


ところで、今年度の大会の日程については、当ブログからリンクを貼っている「關尾史郎のブログ」の2007年08月01日の記事にもすでに出ていました。さすが、關尾先生。一応こちらでも挙げておきます。


第7回魏晋南北朝史研究会大会

日 時:2007年9月15日(土)午後1時~
会 場:駒澤大学 駒沢キャンパス大学会館2-1会議室
研究報告:「魏晋南北朝史の再構成と史料批判の可能性を探る」
 報告1:小池直子氏「兄弟相克と『晋書』」(仮題)
      コメンテーター 福原啓郎氏
 報告2:安田二郎氏「陳の皇族と貴族について」(仮題)
      コメンテーター 榎本あゆち氏
学会報告
総会

懇親会:午後6時~,於駒澤大学深沢キャンパス洋館小ホール


近年は、出土資料研究と資料批判をもとにした研究が盛んです。

一般の方はあまり知らないかもしれないけれど、オープンな学会の大会は、会員でない人もその場に行って資料代(魏晋南北朝史研究会の場合、たしか500円くらい)などを払えば自由に大会報告を聴くことができますよ。


<追記 2007/9/19>

この記事を書いた後、今日、魏晋南北朝史研究会のブログをのぞいて見たら、

上に書いた

しかも、プロフィールが前会長の「窪添慶文」先生のまま。前サーバーからの移転で事務方が精一杯だったのでしょう。担当された方は本当にお疲れさまです。リンクに「中国魏晋南北朝史学会」がありますが、リンク先が自サイトに間違って貼られていたりもします。


という点がすべて訂正されていて、また大会の告知もきちんとされていました。事務方の人に言ったわけではないのですが、、、もしかしてこのブログ、誰か読んでたりしたのかな?(w

なにはともあれ、より正しくなったので、よかったです♪
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テーマ:三国志 - ジャンル:学問・文化・芸術

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