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古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

12/17のツイートまとめ

Lecturer_Weiye

@oboro0083 @inoinowanko 小姑のように細かいことを言いたかったわけではないのですが、くどくどとすみません。こうした伝記の序の部分は、特に古典調で格式ぶるので、難しいです。翻訳の労、大変おつかれさまでした。
12-17 23:47

@inoinowanko @oboro0083 「夫れ」(そもそも)という接続詞/助詞で読むべきだ、ということだと思います。
12-17 23:42

@inoinowanko @oboro0083 くるひ @inoinowanko さんが指摘した、「夫(そ)の」ではなく「夫(そ)れ」では、というのも、表面的には訓読の違いですが、本意は品詞の違い・文意の違いを指摘されたのだと思います。「夫の+名詞」は読んだら「その何何」と日本語にもなりますが、文頭ですから「その」が指すものはないので、
12-17 23:39

@oboro0083 「これ」と訓読するもののほぼすべて(是・之・此・斯…)に、送り仮名に「れ」があるものと、ないものがあるのは、そのためです。これにより、古代の日本人は、原文の語順と品詞とを明確にしていたのです。
12-17 23:25

@oboro0083 副詞+動詞は、古典漢語の文法上、まったく問題がありません。日本語では、助詞(てにをは)があるので、語順はあまり問題になりませんが、中国語にはないので、品詞はほぼ語順のみで決まります。「著」を動詞で読む以上、その前の「斯」は副詞で理解し、訓読を副詞で読む、ということです。
12-17 23:18

@oboro0083 えーとですね「斯(これ)」と「斯(こ)れ」は、訓読の工夫の産物で、「れ」という送り仮名を振るか振らないかで、品詞の区別を表しています。動詞の直前では、「斯(これ)」とは読めません。斯(これ)は代(名)詞だからです。「斯(こ)れ」「斯(すなは)ち」「斯(ここ)に」は副詞です。
12-17 23:13

@oboro0083 「麗しさを兼ね備えており」と訳している以上、「劭めて」と読むのはおかしいと思います。訓読は翻訳の便法なので、多少厳密でなくてもかまわないと思いますが、訳文とあわないのはさすがに厳しいかと。自分なら「柔順にして愆(あやま)ち無し」と読み、訳すところです。
12-17 23:00

@oboro0083 >「華やかに飛び」は次が「騰茂」だから、熟語読みした方が良いと言うことですかね。対句だから。というわけではありません。「飛華」という語順では、「華やかに飛び」とは訓読できないのではないでしょうか、という意味合いです。
12-17 22:52

@oboro0083 私はその両者を同義と考えたことがありませんが、少なくとも「斯(これ)」ではなく、「斯(こ)れ」「斯(すなは)ち」あるいは「斯(ここ)に」と読むべきだと思います。「斯(これ)」と読むべきときは、目的語のときだけではないでしょうか(動詞の直前では「斯(これ)」と読まない)。
12-17 22:50

@jiajia_miao 他の方のレスにあったように、元の日本語の中国語訳は、ロジック的に上の1.でも2.でもなく、ちょっと他の表現になるでしょう(あるいは口語としては意味は通じるかもしれませんが、作文だったら添削されるでしょう)。
12-17 22:31

@jiajia_miao 文法的には両者はまったく違います。中国語ネイティブの人は、ネイティブゆえにうまく説明ができないでしょうけれど。質問の意図は、躺在床上と在床上躺著に違いがあるのか、あればどういう違いか、でしょうか。
12-17 22:29

@KenjiNagatsuka 私がアカウントを作ったのは、たぶん5、6年前かと思いますが、当時は携帯番号も必要じゃなかったので。。。最近、新しくアカウントが作りにくくなっているので、困りますよね。
12-17 22:13

@inoinowanko @oboro0083 貞烈の風は斯(これ)著す→貞烈の風は斯(ここ)に著(あら)はる魯冊これにおいては華やかに飛び→魯冊ここにおいて飛華し周篇これにおいて騰茂す→周篇ここにおいて騰茂す徽烈は劭めて兼ね、柔順は愆(あやま)ちを無くし→徽烈は劭を兼ね、柔順は愆(あやま)ち無しではないでしょうか。
12-17 22:10

@KenjiNagatsuka ま、マジすか。。。近年、スマホの紐付けが必須の場合もあるので、これからアカウント作る場合は、海外利用者をはじめからはじくのかもしれませんね。前に作ったアカウントは、いまも普通に使えてます(危ない危ない)。
12-17 21:32

BL(@britishlibrary)に、オンデマンド複写サービスなるものがあったので、ちょっと使おうと思ったら、£36(約5000円)って、高くない???なんか、1章分でも数頁でも値段が同じみたいだけどさ… https://t.co/GLhRKn5cTD
12-17 18:23

@ebag20 氏が創設した「引得市」は、実はいろんな索引があるので、知らない人は一度のぞいておいた方がいい。引得市https://t.co/GWBzUCaR2A
12-17 15:55

『大漢和辞典』で、ある漢字が使われている語だけを調べる方法たとえば・夷○という語であれば、「夷」の頁を見れば分かるが、「○夷」という語は分からない。そんな時は「夷」が含まれている語をすべて挙げてくれる下記のサイトが超便利(単漢字のみ検索可能)https://t.co/k3CBRU4Hqg https://t.co/oJCfE2FsKW
12-17 15:47

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