いくつか欲しい本も目録にあったが、ちょっと悩み中・・・。
この書店は、線装本・中国書(中国語で書かれたもの)・中国関連書籍(日本語で書かれたもの)、さらには朝鮮関係、日本史関係の本を扱っている古書店。店舗もあるが基本的には目録での販売が主。今回の目録は450頁余り。中文書だけでもかなりの量を持っている。値段もまずまずなので、最近はあまり買っていないが、以前はかなりお世話になった。お薦めしたい中文書の古本屋の筆頭。
http://jimbou.info/town/ab/ab0104.html
「日本の古本屋」にも登録しているので検索も可能。ただ、最新号の目録の方が値段が安かったりしている。
ついでに、中国書を扱っているいくつか古書店を紹介しておこう。
・鶴本書店
http://turumoto.koshoten.net/catalog/index.php
目録販売のみ(早稲田の店舗は別のジャンルの本を売っている)。われわれの仲間内(自分だけかもしれないが)、鶴本書店の本は貴重な本もけっこうあるが、値段はやや高いので「鶴本値段」などと呼んでいる(笑)。
・通志堂書店
http://homepage2.nifty.com/tsushido/
http://jimbou.info/town/ab/ab0102.html
こちらは店舗販売と目録販売の両方をしている。ただ、目録は新入荷の古書を出しているので、目録が売っている本のすべてではない。基本書がまずまずの値段で出ているのでお薦め。
・琳琅閣書店
http://www.rinrokaku.jp/catalog/index.php
老舗中の老舗だが、最近は古書販売にも力を入れている。目録は出しているが、しばらく買わないと送ってきてくれない(w
近年はwebで検索できるようになり、またかなり割引した本も多く出ている。
琳琅閣について長年思っていることは、なぜ東大で日曜日などに学会があっても店を閉じているのか、ということ^^; 遠方から来る人もいるからお店を開けていればいいのに・・・といまだに思う。
・カラト書房
http://www.karatoshobo.com/
目録なし、ネットのみの販売。楽天フリマに出品していたが、楽天フリマ終了以後はどうなったのだろうか。上記サイトで検索可能。こちらも値段的にも質的にもお薦めできる。
・あい古屋
目録と店舗での販売。ここだけはまだ利用したことがないのだが、中国関連の和書を中心に品揃えがいいらしい。
最近は、中華書局を中心に再版される基本書が多いので、「この本何年もかけて数千円もかけて入手したのに!!」という本があっさり、再版されてガックリなことも少なくないが、やはり新刊でないものは上にあげた古書店がほぼ唯一の頼りである状況は変わらない。他にもまだいくつかあるが、今回は自分が主に利用したことのあるところを中心に紹介してみた。
<追記 2007.01.15>
このブログを書いた時に、あい古屋さんにメールで目録を送ってもらうように頼んでおいた。早速、今日、届く。素早い反応でありがたい。量的には他にあげた書店ほどはないかもしれないが、なかなかよい本が目録にあがっていてうれしくなる。中文書の古書もある。いずれ、あい古屋さんからも何か本を買うことになるだろう。
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テーマ:中国語 - ジャンル:学問・文化・芸術