国際ワークショップ「湖南出土魏晋簡牘をめぐる諸問題」
「出土資料からみた魏晋時代の河西」
日 時:2012年2月19日(日)・20日(月)
会 場:2月19日―立正大学大崎キャンパス11号館第5会議室
(品川区大崎4-2-16)
2月20日―桜美林大学四谷キャンパス地下会議室
(新宿区四谷1-21)
プログラム
2月19日「湖南出土魏晋簡牘をめぐる諸問題」
13:00~18:00
12:30 開場
13:00~13:10 趣旨説明:關尾史郎
13:15~14:15 報 告①:谷口建速「長沙走馬楼呉簡に見える「塩米」とその管理」
14:20~15:20 報 告②:鷲尾祐子「走馬楼呉簡吏民簿から窺う世帯の状況」
15:20~15:40 休 憩
15:40~16:40 報 告③:伊藤 敏雄・永田 拓治「郴州晋簡初探―上計及び西晋武帝郡国吏勅戒等との関係を中心に―」
16:45~17:45 講 演:張榮強「再論孫呉簡中的戸籍文書」(中国語)
17:50~18:00 閉会の挨拶:窪添慶文
司会進行 安部聡一郎
2月20日「出土資料からみた魏晋時代の河西」
10:00~17:00
9:30 開場
10:00~10:10 趣旨説明:關尾史郎
10:15~11:15 報 告①:市来弘志「高台駱駝城の歴史地理的位置」
11:20~12:20 報 告②:町田隆吉「甘粛省高台県出土の漢語文書の基礎的整理―簡牘を中心に―」
12:20~13:20 昼休み
13:20~14:20 報 告③:北村 永「河西における魏晋墓の図像―漢代の伝統的モチーフを中心にして―」
14:25~15:25 報 告④:渡部 武「画像資料から見た河西地方の犂のタイプと犂耕技術」
15:25~15:45 休 憩
15:45~16:45 講 演:宋 馨「北魏平城時期的墓誌形成与河西的関係」(中国語)
16:50~17:00 閉会の挨拶:小林 聡
司会進行 三崎良章
入場無料・事前申込み不要
主 催:科学研究費補助金・基盤研究(A)「出土資料群のデータベース化とそれを用いた中国古代史上の基層社会に関する多面的分析」プロジェクト
共 催:新潟大学超域学術院・学系附置環東アジア研究センター
問合せ先:新潟大学人文学部東洋文化史研究室(ssekio@human.niigata-u.ac.jp)
どれも興味深い報告・講演なので、ぜひ参会させていただきたいところ。2日間にわたるワークショップだが、会場が異なるので、注意が必要だ。三国志・魏晋時代に興味のある方も、自由に参加できるとのこと。ぜひご来場ください。
と、思ったら、關尾先生のブログで告知されていました。
<追記:2012/2/3>
ちなみに2/19の講演者の張栄強先生とは、中国の学会で二度ほどお会いしたことがあり、議論をちょっとしたこともある(が、二回目に会った時は、一回目に会ったことをお忘れであった//笑)。
たしか、二度目に会った時は、森本淳氏が張栄強先生と懇意だった関係で、森本さんと阿倍幸信氏・安部聡一郎氏(いわゆるダブルアベ、と勝手に心の中で呼んでいる//失礼)と私で北京師範大学に張栄強先生を訪ねたことがある(森本さんとの思い出ということで実名を出させていただきました。ご了解いただければ幸いです。問題があったら、メールでお知らせ下さい)。
ちょうど昼時で、中国の風習よろしく、昼から白酒を飲みまくった。張栄強先生はたぶん私より数歳年下で、話す時の言葉の力の入れ加減がなんとも言えない「強さ」を持っている先生だ。秦漢から魏晋南北朝にかけての戸籍制度に関する専著を出されている。
仕事に追われていなければ、ぜひとも参加してまた痛飲したいところ。
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テーマ:三国志 - ジャンル:学問・文化・芸術