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古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展(於:江戸東京博物館・2010/2/2~4/11)

チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展

日時:2010年2月2日(火)~2010年4月11日(日)
会場:東京都江戸東京博物館 1階 展示室

   〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
   JR総武線両国駅西口徒歩3分、都営大江戸線両国駅A4出口徒歩1分

開館時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後7時30分まで)
     ※入館は閉館の30分前まで

入場料:一般 1,300円
    大学・専門学校生       1,040円
    中学生(都外)・高校生・65歳以上650円
    小学生・中学生(都内)      650円

詳しくは江戸東京博物館のHP(下記)を参照のこと。
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2010/0202/0202.html

チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展という題がつけられているが、出品リストを見ると古代の東胡系から匈奴系、鮮卑系、突厥系、契丹系のものも展示されており、モンゴル高原史を概観できる展示になっているようだ。

HPの案内文には、

チンギス・ハーンが登場する以前、紀元前4世紀~9世紀に存在した中国古代北方騎馬遊牧民族の装飾品からチンギス・ハーンが建国したモンゴル帝国の絶頂期、そして明・清時代に入っての衰退期までを一堂に紹介します。総出展数159 点のうち、中国国家 一級文物(国宝)が54 点特別出展されます


とあり、これは見逃せない逸品が多く出ている。時間を見つけて見に行きたい。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

よろしくお願いします

KORYUさん
コメントありがとうございます。度々ご覧いただいているとのこと、うれしく思います。実は、この記事はKORYUさんのブログを読んで、「なんだチンギスハーンじゃないのか。匈奴も鮮卑もあるのか?!」と江戸東京博物館のHPで展覧品一覧を確認して書いた次第。とても面白そうな展示会なのでぜひ行ってみたいと思います。

はじめまして

はじめまして。中国史関係で面白い話題を書かれているので、ときどき拝見しています。
チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展、名古屋で見ましたがなかなか良い展覧会ですよ。展覧会名にあるチンギスハーンはほぼ宣伝文句のようなもので、実際は東胡の段階から遼代までにかなり重点を置いて北方遊牧民史が理解できるようになっていて秀逸です。キャプションの間違いはけっこう目につきましたが。おすすめです。

こちらこそ、貴重な情報ありがとうございます♪

卒業式のシーズンですね。今週末が卒業式だということは、もう終えられた頃でしょうか。

甲骨文字のフォントについての文献の情報ありがとうございます。実は、『立命館東洋史学』という雑誌はあまり大学図書館に入っていないので、国会図書館でコピー依頼をすることになりそうですが、興味のあるところなのでぜひとも読んでみたいです。情報ありがとうございました。

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