http://ancientchina.blog74.fc2.com/blog-entry-309.html
で、紹介した以下の2冊の書籍だが、地元の区立図書館で取り寄せを依頼しておいた。
・輿水優 『中国語の教え方・学び方―中国語科教育法概説』 日本大学文理学部叢書、2005年。
・胡玉華 『中国語教育とコミュニケーション能力の育成―「わかる」中国語から「できる」中国語へ』 東方書店、2009年。
約1ヵ月、私が住んでいる区には蔵書はないものの、取り寄せが完了したとのメールが届く。便利になったものだ。
今年度は3つの大学で中国史関係のものを教えていて、そのうち2つの大学には中国文学科があるが、そのうち1つの中国文学科で所蔵されていた(が、中央図書館所蔵ではないので、借り出せなかった)。
にもかかわらず、東京都の23区の図書館には蔵書がある(輿水著書は新宿区立・江戸川区立・日野市立・東京都立図書館に、胡著書は渋谷区立、東京都立図書館に蔵書がある)。
・東京都公立図書館横断検索
http://metro.tokyo.opac.jp/
今回、我が区にやってきた本は、それぞれ、新宿区立図書館・渋谷区立図書館のものだった。
すぐに現物を手にすることはできないが、費用もかからず、なかなかいいシステム。
23区の区立図書館に蔵書があれば、ただで2週間借りられるということが今回分かった。ありがたい!高い住民税を少しでも取り戻したい(笑)。意外に23区の区立図書館は蔵書が揃っていて、専門書を買っている区もある(江戸川区、足立区など)。
たとえば、安田二郎 『六朝政治史の研究』 京都大学学術出版会、2003年 はフツーに専門書だが、なぜか足立区立図書館には蔵書がある。
23区の地域図書館はなかなかの蔵書を持っていると言っていい。3年ほど前、大阪・京都に行って地域図書館に新釈漢文大系すら揃ってなかったのには閉口した。府立図書館レベルでないと、蔵書がなかったのだ。
また、大学院時代の後輩から、とある(大学ではないが)中国語講師の口を紹介してもらった。
生まれて初めて模擬授業をした。
厳しい意見をもらったが、無事に採用となった。やはり紹介は強い。
後輩に感謝しつつ、仕事を全うすべく努力しようと思う、今日この頃である。
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テーマ:中国語 - ジャンル:学問・文化・芸術