その代わり今日は一日翻訳をし、6時間くらいかけてA4・9頁を翻訳しました。やっぱり複文の語句は覚えておくと楽だね。といいつつ、覚えていないんだけど。
即使
既然
只好
不必
居然
只能
甚至
とか・・・(汗)。
翻訳するときに使う辞書は、
定番中の定番、
![]() | 『中日辞典』 小学館、2002年。 |
小学館の『中日辞典』をひきます(といっても、電子辞書で//笑)。
これに載っていない場合は、
![]() | 愛知大学中日大辞典編纂処 『中日大辞典』 大修館、1987年。 |
愛知大学『中日大辞典』(改訂二版)
を引きます(といっても、電子辞書で//笑)。
〔通称『赤本』。改訂前のもののカバーが青なので、一版を『青本』と言ったりします。
なんでも、青本に載っていて赤本に載っていない語彙(主に明清時代の文書語や白話の語彙)があるそうで、青本を引く人もいまだにいるようです〕。
ちなみに私は、近代漢語の場合、『漢語大詞典』か、用もないのに買った『近代漢語大詞典』(上下)中華書局、2008年、をひくでしょうね。いまだに引く機会がないのが問題ですが・・・。
『近代漢語大詞典』(上下) 東方書店のHP
http://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=306771&bookType=ch
いい辞書だと思うんですが、古典漢語を相手にしている自分にとってはやはり買うべきではなかった本。
誰かいりませんか? 原価+送料くらいでお譲りします。
<追記:2010.01.08>
今日までに四人の方にお声をかけていただきました。ありがとうございます。予想を越えた反響です。一番早く連絡をくれた方にお譲りしました。これからも何かあったら、ブログに出してみようと思いますので、よろしくお願いします。取り急ぎ。
さらに、愛知大学『中日大辞典』(改訂二版) にも載っていなかったら、
![]() | 大東文化大学中国語大辞典編纂室 『中国語大辞典』(上下) 角川書店、1994年。 親文字一万五千、総語彙二六万語。日中両国の研究者による最新成果の集大成。中日辞典としては、最大の本格的な大辞典。 |
をひきます。もっとも、日本語版は非常に高価なので、私は、中国語版を使ってます。
『現代漢日辞海』(上下)北京大学出版社、1999年、680.00元
http://www.frelax.com/cgilocal/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=XDHR049170
目下のところ、最大語彙を収録する中日辞典です。
で、それに載っていない語句はどうするか?
百度一下、你就知道(意訳:「ググれば、分かるさ」)で有名な「百度(Baidu)」という、中国語圏の検索エンジンを使って検索してみます。
・百度
http://www.baidu.com/
今回、そういう語彙がひとつありました。
「暈開」 yūnkāi
という語でした。「暈」は立ちくらみの時のくらくらっていうのは知っていたのですが、「暈開」って何?となったわけです。文字面を見ても見当もつかず、辞書類を当たっても載っていなくて、仕方なく、「百度」で検索してみました。
そうしたら、一発です。
http://baike.baidu.com/view/2911925.htm?fr=ala0_1
暈,去声。
暈開就是墨水慢慢在紙上散開的様子,是色彩渲染的一種手法。
引申為一種朦朧的意境,心事与思緒如月光洒向心之微瀾,便如暈一般地划開圈圈点点的漣漪,層層拡散、拡散,化不開了。
現在多用于化粧、紋身等。。。。
なるほどぉ・・・です。
分からない時はググれ、とは言いますが、中国語の場合、「百度すれば、すぐ分かる」(百度一下、你就知道)です。
明日も翻訳頑張るぞー!!
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