そんな僕が今一番欲しい本(辞書)がある。
中国語に関しては、
![]() | キヤノン WORDTANKV923 キヤノン、2009年。 |
で事足りる。なにせ、
![]() | 『中日大辞典』(増訂第二版) 1987年。 愛知大学中日大辞典編纂処 |
の内容も入っているというから驚き。
その上をいくものとしては、
![]() | 『中国語大辞典』 (1994/03) 大東文化大学中国語大辞典編纂室 |
くらいだろう。まぁ、これも持っているのし、中国語関係は基本中の基本の『漢語大詞典』『漢語大字典』もあるので、一応おさえていると言えるでしょう。もちろん、『現代漢語詞典』その他も持ってます。最近は、使いもしない『近代漢語大詞典』まで買ってしまいました・・・。宋元明清くらいの白話小説には抜群の威力を発揮する(と思われる)辞典です(//w)。
日本語の方と言えば、当然、『大漢和辞典』修訂版を持ってます(ただし「毛沢東」の項目がないバージョン//笑)。
意外と知られていないが、
![]() | 『大漢和辞典 語彙索引』 (1990/05) 諸橋 轍次東洋学術研究所 |
だ。『大漢和辞典』に収録されている熟語を「現代仮名遣い」で五十音順に載せてある語彙索引。つまり日本における「漢語」を調べるのはこの1冊を見ればほぼよい。
問題は、日本語化した漢字というか、訓読みする漢字というか、そういうもの。これは『大漢和辞典』の語彙索引ではひっかからない。「漢語」ではないからだ。ではどうするか。漢和辞典の頂(いただき)が『大漢和辞典』なら、日本語辞典の頂は『日本国語大辞典』(通称:日国〈にっこく〉)であることは衆人が認めるところだろう。
その日国にも、『大漢和辞典 語彙索引』に相当する索引がある。
![]() | 『日本国語大辞典〈別巻〉』 小学館、2002年。 『日本国語大辞典第二版』(全13巻)を自在に使いこなす。五十音順では引けない、読めない言葉を漢字から引く「漢字索引」。見出しからは引けない方言がどの項目にあるかもわかる「方言索引」。用例100万のうち約9割の典拠の書誌情報がわかる「出典一覧」。 「漢字索引」親字検索用索引(漢字部首索引・漢字総画索引・漢字代表音訓索引)「方言索引」「出典一覧」 |
これが実に見ていて楽しい。
ある漢字にまつわる言葉・音訓が集まっているので、これだけで日本漢字用例辞典のような役割を果たしている。
この辞書がいま、一番欲しい・・・。しかし、大概『日本国語大辞典』とセットで売られているので(別巻なので当たり前だが)、古本屋にもほとんど出てないし、新本では高すぎて買う気が失せる。。。『大漢和辞典 語彙索引』は、さすがに大学院の頃、生協経由で少し安く買ったが。安く出てないかなぁ。。。
まぁ、本当は『日本国語大辞典』第二版、全13巻、全部欲しいんですけどね。。。
本(を買うのが)好きで辞書好きで、言葉に関係する仕事をしているので、ホント欲しいです。
サンタさん、お願いっ♪ って、おれはいくつだよ・・・
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テーマ:日本語 - ジャンル:学問・文化・芸術