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古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

特別展「皇室の名宝―日本美の華」 第2期(於:東京国立博物館、2009/11/12~11/29)

御即位20年記念 特別展「皇室の名宝―日本美の華」
第2期 正倉院宝物と書・絵巻の名品

日時:2009/11/12~11/29(9:00~17:00ただし金のみ20:00まで)
会場:東京国立博物館(上野)
観覧料:一般1300円(前売り1100円)、大学生1000円(同800円)、高校生700円(同500円)
     【前売り券はJR上野駅公園口改札附近でも買えます】
展示品:東京で10年ぶりに展示される正倉院文物その他
     詳しい展示品は下記URLを参照のこと。
     http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=6890#p2


奈良では毎年正倉院展が開かれて、正倉院文物を見ることができるが、東京ではおいそれとは見られない。
今回は、有名なものがいくつか東京に来ているのでぜひ見てみたい。なかでも「聖徳太子像」として有名な「唐本御影」は、議論があるところだが、おそらく聖徳太子を描いたものではないというのが現在の定説だろう。四絃の螺鈿紫檀阮咸も中国発祥と考えられている阮咸(竹林七賢の一人、阮咸が好んで演奏したという故事に由来)に贅沢な装飾を施したもので実に精緻で素晴らしいもの。
両方とも、実は講義で取りあげている文物なので、ぜひとも見に行きたい。来週の木曜日はたまたま仕事がなくオフ日になったので、昼過ぎくらいに行ってこようかと思っている。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術

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