中国文学科がある大学なので、中国系はけっこうそろっている。歴史のコーナーもそれなりに揃っているので、なんだか見ただけで幸せな気分に(笑)。というのも、大学院の母校の中国史関係の蔵書が悲惨なものだったから^^;
汲古書院のシリーズや同朋舎のシリーズが揃っているだけですごいと思ってしまう。
さて、先日、中国の雑誌論文ダウンロードサイトを紹介したが、今回、自分が附属図書館へ行ったのはある論文をコピーするためであった。その論文は電子版(PDF)は存在していない。日本の文系論文の電子化はまったくされていないといっても過言ではない。ほとんどやられていない。
で、今日コピーしたのは、自分が昔コピーしたものなんだけど、自分の部屋のどこにあるか探すのが面倒なので、改めてコピーしたというていたらく。再来週の文化の日を含めた連休で部屋を掃除して、いままでコピーした論文をすべてPDFにしてしまおうと決意した。その方が、パソコン内にデータとして残しておけば検索も簡単だし、必要ならそのつどプリントアウトして読めばよい。
問題は、スキャニングだが、ドキュメントスキャナが最近ではいいものが出ている。
その中でも一押しなのが、
![]() | キヤノン imageFORMULA DR-2510C 2455B001 (2007/11/06) 37000円ほど |
なのだ!
2年前のものだが、A4・600dpiまで対応していて、両面読み込みもできる!しかも「白黒」「カラー」での読み込みのほかに、「テキストエンハンスドモード」での読み込みがある。これは、背景の灰色や黒色のような陰を取り除いてくれるから、文字が鮮明に、しかもコピーでありがちな左右黒色が何もせずに白色に判定されてスキャンしてくれるのだ!こんなうれしいことはない。
絶対お薦めなのです!
対抗馬は、富士通のScanSnap。これはA3にも対応しているし、毎分20枚と読み込みスピードが優れている。ドキュメントスキャナで革命を起こしたと言われるScanSnapの今一押しのモデルじゃないでしょうか。
![]() | FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500 (2009/02/07) 37000円ほど |
ちょっと高いよ~、という人には、「テキストエンハンスドモード」はついてないけど、以下の機種がいいと思います。
![]() | キヤノン imageFORMULA DR-2010C 2454B001 (2008/04/15) 28740円 |
別段、キヤノンの回し者でもなんでもないけど、これが使い勝手がよいのです。
これでバンバン、コピーした論文をPDFにしていくぞ~!
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