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古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

石刻資料の新書

容媛、胡海帆『秦漢石刻題跋輯録』上下、上海古籍出版社、2009年09月、400元。
 珍本書店での概要→http://www.bookchinese.com/ProdInfo.Asp?ProdId=28829

概要を見るに、欲しい本。だが、400元はなかなか高い。
中国amazonでは384元(http://www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_1?_encoding=UTF8&s=books&qid=1255339051&asin=B002S52JAE&sr=8-1)。
書虫さんでは、海外取り寄せで「18000円」(http://www.frelax.com/cgilocal/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=QHSK308854

新しい本なので、国内の大学機関はどこもまだ買っていない模様・・・。なんとか個人でも買えるが、次の書はなかなか難しい。


・毛遠明『漢魏六朝碑刻校注』(全10冊)、線装書局、2008年12月、6800元。

中華書店での概要→http://www.chuka-shoten.co.jp/56_1148.html

これはすごい本だ。。。石刻をかじった人間としてはぜひとも見ておきたい。
しかし、大部の著作であるゆえ、高価なためか国内機関で所蔵しているところが非常に少ない。
 webcat→http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BA90580295
東大東文研のお世話になるしかなさそうだ。

新しい石刻関係の本を紹介しました。
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テーマ:歴史関係書籍覚書 - ジャンル:本・雑誌

コメント

ぜひとも見てみたい

> 當官兒さん
即レスありがとうございます。
ようやく出回ってきているようです。台湾の葉程義さんの本も工具書的には役に立つのですが、それ以上の注釈書はいままで出てなかったかと思います。注のレベルがどの程度のものなのか、非常に興味がありますので、ぜひとも見ておきたいです。
でも、東大東文研の場合、大学非常勤講師は一般の利用者と同じ扱いになってしまうので、ちょっと利用に不便です。。。なんとかならないかなぁ。

ご覧になられたら感想を・・・

こんにちは。
毛氏の書籍は自分が留学中に中国人から「もうすぐ出るよ」と聞かされていたのですが、ようやく出回り始めたのですね。台湾の葉氏の書籍も良い本だと思っていたのですが、誤字(誤読)も多く、もっと良い本がでないものかと思っておりました。注釈等、どの程度のレベルまで詳しく出ているのか、興味があります。もし、ご覧になられたら、感想をお聞かせ下さい。

  • 2009/10/12(月) 21:33:03 |
  • URL |
  • 敗犬男王(當官兒) #npk3pfzg
  • [ 編集]

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