日時:10月10日(土)16:00~18:00
会場:東京大学 法文1号館315番教室
発表者:佐々木正治(愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター助教)
題目:「漢代四川生業関連画像磚の考古学的研究」
日本中国考古学会
【事務局】福岡市東区箱崎6-19-1 九州大学大学院 人文科学研究院考古学講座
【関東部会】rizhongkaogu_guandongbuhui@yahoo.co.jp
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院人文社会系研究科考古学研究室
10年前頃に四川で一人旅行をして、成都で古本漁りをしていた頃、行く先々の本屋さんで、日本人で漢代を勉強していると言うと、「ズォズォムゥ(佐々木)は知ってるか?」といわれた。その頃、佐々木さんは四川大学に留学されていたかと思う。
<追記2009.10.02>
佐々木さんは以下の書を翻訳されている。
![]() | 白雲翔(著)、佐々木正治(訳) 『中国古代の鉄器研究』 同成社、2009年2月 第1章 緒論 第2章 中国製鉄の起源および初期発展 第3章 戦国時代鉄器の考古発見と類型学研究 第4章 戦国鉄器の応用と古代鉄器工業の初歩形成 第5章 秦漢時代鉄器の考古発見と類型学研究 第6章 秦漢鉄器の応用と古代鉄器工業の全面的発展 第7章 鉄器と先秦両漢社会の歴史、文化 第8章 余論 |
原書は白雲翔『先秦両漢鉄器的考古学研究』科学出版社、2005年。
目次と中身をざっと見てみたが、かなり網羅的で内容のあるもののように感じた。良書が翻訳されるというのは非常にいいことだ。
「訳者あとがき」に「原著が発行されたのは2005年であり、本訳書の出版は遅きに失したかもしれない」とあったが、原書の発行から4年での翻訳はむしろ早いと言うべきだろう。
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テーマ:中国史 - ジャンル:学問・文化・芸術