ひょんなことから数年前から知り合いになって、以前は展覧会などをご一緒したり楽しく交流させていただいた。漫画家と研究者の卵っていうのは変に共通点があるもんだなぁとその時いろいろ話した中で感じたりした。
さて、
今日、その青木さんから著書の献本を受けた。
青木朋 『龍陽君始末記』1 (ボニータコミックス) 2009年7月16日

一気に読んでしまった・・・。不覚にも、である(笑)。
おもしろい。それにいろいろと凝ってる。清末?の頃合いかと思うけど、なかなかな時代考証ぶりだと思います。どうやってネタを仕入れているんだろうか。中国の歴史ドラマ(安っぽくないちゃんとしたやつ)とかも見ているんじゃないのかと思わせるほど。お薦めです。
まぁ、普段漫画本を読まない自分は別に漫画嫌いなわけじゃなくて、漫画より本で育ったから漫画に親近感を感じないのは致し方ないこと。言ってみれば食わず嫌いのような感じ。
さて、青木朋さんと言えば、三国志の管輅を主人公とした以下の漫画の方が有名なのかもしれない。
![]() | 青木 朋『ふしぎ道士伝八卦の空』1 (ボニータコミックスα) 2006年4月14日 |
あるいは、出世作(?)のこちらなんかも。
![]() | 青木 朋・空論創作委員会 『机上の九龍』 (ビッグコミックススペシャル) 2002年12月 |
実は献本とともに丁寧な手紙もいただいて、非常にありがたい。
こちらは何も返すものがないのがつらいところ・・・。丁寧にメールで返事をしておく。拙ブログも見ていただいているということで、恐縮のあまり。
つい先日も、關尾先生と敦煌賓館の朝食でバッタリ顔をあわせた時は「ブログに初甘肅省とか書いてあったからいると思った」とまで言われてしまった。完全にばれてる(笑)。
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テーマ:中国史 - ジャンル:学問・文化・芸術