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古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

ゆうメール(旧冊子郵便)とPrinted Matterの違い

先日、ある中国人に頼まれていた日本語論文のコピーを送った。
ふたつあって、ひとつは国内宛てに、もうひとつは中国宛てに。

コピーの束だと見せて「ゆうメールでお願いします」と言ったら、「コピーは印刷物ではないのでゆうメールでは送れません」と言われた。

ふむ、厳密にはたしかに「コピー」と「印刷」は違うよな。。。

「では、普通郵便でお願いします」と言うほかなかった。
(あとで考えたらエクスパックの方が安かった・・・orz)

で、次の郵便物(中国宛て)を見せて、「これもコピーの束なんですが、印刷物でいけますか?」と言ったら、同じ郵便局員は「大丈夫です」と言って「PRINTED MATTER」のハンコを押すではないか!

「印刷物」と「PRINTED MATTER」は違うのか?!

狐につままれた心地でその場を後にしたが、後になるにつれ不思議でしょうがない。
その場で理由を聞けばよかったのだが。




と思って検索してみると、「PRINTED MATTER」はコピーでもよいことが分かりました。

http://www.gem.hi-ho.ne.jp/sayopee/post/guide16.html

上のURLに「PRINTED MATTER」の具体的な内容のひとつとして

「・内容を問わず機械的または写真的方法(事務用コピー機を含む)により、紙、厚紙または一般に印刷使用される他の物質(化学合成紙を含む)に二部以上コピーしたもの

という事例が載っていました。局員さんの言うことは正しかったわけです。

日本郵便のHPにも国際郵便の印刷物にコピーを含むことが記載されています。
http://www.post.japanpost.jp/int/service/pm_definition.html

さすが、新宿郵便局員は違うなぁ(笑)。ちゃんと規約を理解している^^;


問題はSAL便にしたのにもかかわらず、Printed Matterとして送った中国宛ての国際郵便が3週間経っても着いていないことだ・・・。いままで郵便事故にはあったことがないので遅延しているだけと思いたい。。。
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