参考までにWikipejiaの解説記事を貼っておこう→広開土王碑 Wikipedia
実は大学院の修士時代に、朝鮮古代史の先生から、広開土王碑の内容の解釈やほぼ同時期の高句麗や百済の石碑の検討などの講義を受けたのだが、、、頭いっぱいいっぱいで消化不良でした↓ せっかくだから今回は、見に行く前に少し勉強していきたいところ。
台東区立秋季特別展 中村不折コレクション「広開土王碑」
開催期間:2006年10月7日(土)~12月24日(日) 月曜休館 前期・後期で展示換えあり
開館時間:午前9時30分~午後4時30分(入館は4時まで)
展示会場:台東区立書道博物館(鶯谷)
入館料金:一般500円、小・中・高校生250円
詳しいアクセスや展示品(画像あり)紹介などは下記URLを参照。
書道博物館 催し物のご案内
書道博物館に一度でも行った人なら分かると思うが、その立地はなかなか微妙(笑)。以前、中国の学者の方と一緒に行ったときは、「この建物はなんですか?」と質問されたらどう答えようか、、、などと頭を一杯にさせていたものだ。
それはともかく、書道博物館はかなり好きな博物館である。こじんまりとしているのと、実物が触れるくらいに近く、ケースがないものもある。それでいてかなり貴重な古代中国の文字資料を豊富に所蔵しているからだ。今年も1度行ったが、ここ数年は、年複数回行ってるような気がする。参観後はいつも満ち足りた気持ちになる、不思議なところである。
といっても、自分が漢字好き、古代中国好きだからだろうなぁ。
しかし、書道博物館に広開土王碑の拓本があるとは知らなかった^^;
ちなみに入口のフロアにある「一言ノート」(?)も必見! 思わぬ有名人(書家・研究者)の名前と書き込みが結構あります
<追記 2006/12/22>
今回の展示は「広開土王碑」がメインですが、漢~南北朝の石碑の拓本もいいのが展示されています。三国志に興味のある方なら後漢「熹平石経」・魏「受禅表」(文帝が禅譲を受けた際の文)・魏「王基残碑」・呉「谷朗碑」・魏「三体石経」なんか垂涎ものでしょう。拓本ですが、やはりいいものです。明日見に行くので、また感想は追記で書きます。
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テーマ:考古学 - ジャンル:学問・文化・芸術