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古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

ずらりずらり>蔵書が揃ってる図書館はすごい

非常勤先の図書館に行って来た。

その大学の図書館は中国文学科があるだけに、蔵書はかなりすごかった。
自分が出た大学院より中国史モノが揃っていたような気がする。

大学院時代にどれだけ本で苦労したか・・・。思えば本を買うようになったのは、大学に中国古代史に関する蔵書が少なかったことが一つの要因かもしれない(といっても、図書館にあっても自宅に欲しい派なので、図書館に蔵書があっても買ってると思うが)。

蔵書は揃っていたけれど、中国史関係や歴史関係の雑誌はあまり置いてなかった。


さて、国会図書館にない 『東亜文史論叢』 のその後ですが、別の非常勤先の図書館で複写依頼というサービスを利用してコピーすることができた。このサービスも高くつくが、国会図書館にもない雑誌となると手間や交通費などを考えると高くはないと思う。いいサービスができたものだ。自分が大学院時代にあってほしかった(笑)。

そんなわけで、図書館も所変われば蔵書もこうも違うのか、時代が変われば図書館のサービスもこうも違うのかというのを、実感した今日この頃でした。
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テーマ:中国史 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

ありがとうございます!

さえきなずなさん
度々のご訪問、コメントありがとうございます。
自分の大学院時代を考えてみると、理想は東洋史学・東洋思想(中国哲学)・中国文学の三者揃っている大学がやはりいいですね。なかでも自分が専攻した歴史では中国史の先生が複数いるところがなんといっても蔵書にしろ先生の選択にしろ有利です。
あと重要なのは、そこの先輩が無事に?就職できているかどうか、ですね。これを今まで考えるのをおろそかにしてきてしまって、今の自分のポジションがあるんだと半分くらいは思っています(もう半分は自分の実力でしょうか、努力でしょうか)。
大学院選びは非常に大切ですから、じっくりいろいろな選択肢の中から選んでください。

  • 2009/07/30(木) 20:25:35 |
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