![]() | 渡邉義浩 『三国政権の構造と「名士」』 汲古書院、2004年。 |
目次;
序論 所有と文化(三国時代の諸問題)
第1章 「名士」層の形成(漢魏交替期の社会「史」の自立 ほか)
第2章 蜀漢政権論(劉備集団と荊州「名士」蜀漢政権の支配と盆州社会 ほか)
第3章 孫呉政権論(孫呉政権の形成と「名士」君主権の強化と孫呉政権の崩壊)
第4章 曹魏政権論(曹操政権の形成「寛」治から「猛」政へ ほか)
結論 偉大たりし漢、果断なる魏
amazonでは中古商品として、強気に28000円という値段を付けている書店があるが、重版されたものを買えば、10500円である(笑)。まだamazonには卸していないのであろうか。
汲古書院の本は出ているのにもかかわらず、amazonでは絶版(ないし在庫なし)になっているものが多々あるが、どういう流通形態になっているのかさっぱり分からない。
ちなみに、「わたなべ」先生は古代中国の研究者で複数いるので、仲間内では「義浩」先生(あるいは愛称ではヨッシー)とか「信一郎」先生(または愛称ではシンちゃん)とか下の名前で呼ぶことが多い(笑)。苗字と下の名前の組み合わせも多い。敢えて正解を記さないが「カネシュー」「ヨネケン」「タダケン」あたりは古代中国史を勉強している人ならすぐ分かるだろう(笑)。
とある展覧会の会場で、友人と2人で「鶴間先生」のことを「ツルちゃん」と言ってあれこれ話していたら、そっと女性が近づいてきて「あの~、中国古代史を勉強されているんですか?」と真顔で言われて、赤面したことがあった。それ以来、公の場では、愛称で呼ぶのは慎んでいる。誰が聞いているか分からない^^;
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テーマ:三国志 - ジャンル:学問・文化・芸術