古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

『三国志―漢文講読テキスト』

漢文好きを公表しておきながら、あまり漢文ネタを書いてないこの頃・・・。

昨年のことだろうか、1冊の本の献本を受けた。漢文教育の教材にして欲しいとのことだった。
送られてきた当初はパラパラめくっただけで特に気にとめなかったのだが(笑)、あらためて
見てみると、初学者から初級者にはなかなかいい教材だなと思った。三国志向けの注がよい
ように思う。

三国志―漢文講読テキスト三国志―漢文講読テキスト
(2008/02)
三国志学会

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初めは、返り点・送りがなつきの問題が続き、次に句読点が打たれた問題となっている。
問題となる漢文を読み進めることにより、「1.黄巾の乱」から「20.三国の統一」まで三国志のストーリーを追えるところも魅力の一つ。解答となる書き下し文に現代語訳、語釈がついているから、自学自習にも耐えうるものになっている。

三国志好きにはうってつけの教材と言えよう。



同じような感じで初学から自習できるものとしては、
漢文が読めるようになる『漢文が読めるようになる』
ベレ出版 、2008年
幸重 敬郎

があるが、こちらはより初歩向けの内容で、返り点、訓読の仕方の練習が多い。
最終的にこの本を読んで「漢文が読めるように」なるほど漢文は簡単じゃないけれど、初歩・初学者にはいい参考書だろう。
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テーマ:三国志 - ジャンル:学問・文化・芸術

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