もっとも参考書なしには読めないので、白川静 『甲骨文の世界―古代殷王朝の構造』 平凡社、1972年、を読み進めて、祭祀のやり方も含めて甲骨文字の世界を理解するように務めている。
精神世界については「道」とかの字形から迫る方が理解がしやすいので、白川静 『漢字―生い立ちとその背景』 岩波書店、1970年、を使っている。
甲骨文字は字形から分かることが多いので、やはり面白さを感じる。
実際の鑑賞は拓本になってしまうが、二玄社の中国法書選シリーズの第1巻である 『甲骨文・金文』 二玄社、1990年、がやはり便利だ。
『字統』から本格的に白川学(笑)に目覚めたが、今あらためて白川先生の主な一般向けの著作をコンプリートしておいてよかったと思った。
<追記:2009/11/25>
新しい情報も入れて、ブログを書きました。参考にしていただければと思います。
・甲骨文字を読む
http://ancientchina.blog74.fc2.com/blog-entry-302.html
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テーマ:中国史 - ジャンル:学問・文化・芸術