講義の準備もあと3回分を用意すれば一息つけそうだ。しかし、採点と成績提出が待っている。
噂に聞くとおり、4年生で「今まで出てなかったのですが、自分は卒業・就職がかかっているのでこの単位を落とせません」と言ってきた学生が1人いた。
半期の授業で、先週が初めて来たとはこれいかに・・・。
最近では「代返」なるものも存在しないのか、学生が素直なだけなのか、存在しないようである。
その辺はなぁなぁでお互いがうまくやれるのに。非常勤講師用の「出講案内」にもきちんと正当な理由があってもそれを証明するものを持ってこなければ欠席となること、一定の出席がなければ単位は取得できないことは明記され、学生にも周知されていることなので、やっかいだ。
そうしたことの処理はさすがに慣れていないので、その学生にはややハードルの高いレポートを課すことにした。
単位は出席だけでは取れるものでもないし、逆に試験の点数さえよければよいというものでもないと思う。その両方がないと採点する側も採点のしようがない。あげたい単位もあげられないことになる。
そんなこともあって、試験に関することがらを書き記したペーパーを今日出講している大学で配布したら、「試験に関するプリントまで配ってくれて、先生はすごい優しいです!!!」と出欠カードに感想を書いてきた学生もいた。まぁ、若干甘い先生だと思われているのかもしれないが、それはそれでいいだろう。採点基準は全体を見て判断しようかとは思っているが、必ず落とさなければならない学生が出てくるはずだから。
先週末は研究会を欠席してしまった。気がついたら、寝ていた。。。
土日は体がなかなか動かないので困る。しかし、物理的に休みも必要ということなのだろう。
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