おそらく中国政府がアクセス禁止措置(いわゆる「アク禁」)をとっているのでしょう。なんのためなのかはちょっと見当がつかないのですが。。。
ある中国人研究者からの話だと、中国ではサイバー警察がかなり活躍しており、当局にとって不都合な記事があった場合、強制的にサイト削除やサーバー停止などの措置がとられたり、記事を投稿したものが実際逮捕されることがあるという。「ダライラマ」が「百度」(日本で言えばヤフーに相当する中国随一の検索サイト)で検索不能語彙になっているのは有名な話だし、数年前はgoogleにアクセスできないというのもあった。
中国大陸にいないので分からないが、串を通せばYahoo'JAPANにアクセスできるような気がしているが、果たしてどうだろうか。
中国のサイトをよく見るが、いつも見るたびに重いので、中国は遠いからとか回線が多くないからとか画像を多用している重いページだからと思っていたのだが、どうも外国からの総アクセス量も規制しているように思えてしかたがない。
というのも、あくまで個人的な環境でのことではあるが、
中国の串を使って中国のサイトを見ると、サクサク表示、ダウンロードができるからだ。
というわけで、大陸にいる日本人がヤフーのアドレスでメール連絡をとっている場合、連絡の手段が閉ざされるということとなる。ほとんどの中国人が商用・私用で使っているMSNメッセンジャー(今はWindowsメッセンジャーか)の使用をお勧めしたい。
一昨年、泉州に行った際、MSNメッセンジャーのサーバーが落ちたので、商用に実害が出たとのことで、それ以降は回線を確保したとかしないとか。いずれにせよ、中国当局にとってgoogleはグーグルアースの問題もあり、快く思っていないだろうし、ヤフーは日本だけでしか通用しないものだから、ホットメールか、あるいは中国のフリーアドレスが一番いいということになる。
かくいう自分もホットメールアドレスを取得しており、そこでは中国語表示にしているので、問題が生じたことがない。北京大学の知人にメールをすると、返事は決まって、
○○学長;
という肩書きで呼ばれるのがなんとも言えないのだが(笑)。
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