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古代中国箚記

古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。

日唐律令制比較研究の新段階~天聖令をめぐって~

比較日本学研究センター第2回公開講演会

日時:2006年12月8日(金) 17:30~19:30

場所:お茶の水女子大学文教育学部1号館1階第一会議室

講演:「日唐律令制比較研究の新段階~天聖令をめぐって~」
   黄正建(中国社会科学院歴史研究所)

内容:1999年中国・寧波の天一閣で発見された天聖令(宋令)の写本には今まで知られていなかった唐令が多数含まれていました。唐令は散逸してしまっており、このようにまとまった形でみつかったのは初めてです。この写本は中国史研究者のみならず、日本古代史研究者からも注目を集めていましたが、漸く今年刊行されることになりました。天聖令刊行について、中国社会科学院側の責任者である黄正建氏をお招きし、講演していただくことになりました。

参加費無料


關尾先生のブログ(關尾史郎のブログ 2006/11/06)でも、古瀬先生からの情報提供を受けて記事にされたが、仮の部分が多く、会場も変更となった(より大きな会場に変更^^;)。
ここに記した情報は、唐代史研究会秋期シンポジウムで配布されたビラに依拠している。

お茶の水大学作成のビラ自体は下記のPDFファイルを参照。連絡先も記載されている。
http://www.dc.ocha.ac.jp/ed-fwal/20061208.pdf

關尾先生のブログでは、非常に有益な学会・講演会情報が非常に早い段階で記事になる。本ブログでは基本的に關尾先生のブログに出たものは再録しない。但し、自分が参加するものや、今回のような新しい情報がある場合はこちらでも載せる、というスタンスにしたい。

また多くの非専門家は知らないようであるが、通常、学会の大会や例会、こうした講演会は、関係者や会員でなくても一般の聴講を歓迎している。ここに今後あげる情報も、特に断らない限り、そうしたものである。

<追記 2006.12.26>
なお『天一閣蔵明鈔本天聖令校証(附唐令復原研究)』中華書局、の購入については、各書店の値段などを比較した記事も書いたので、興味のある方は参照してほしい。
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テーマ:中国史 - ジャンル:学問・文化・芸術

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