院生時代も学術雑誌の発行の手伝いをしたことがあるが、そのときはあくまで「手伝い」。
今やっているものは、やはり責任がある。
夏からずっと忙しくてちょっと放置ぎみであったし、今週は暇を見つけては学会誌の発行の下準備をし、昨日・今日でようやく全体像が見えてきた感じ。
そもそも、学籍もなく、非常勤もなく、今年論文を書かなければならない身だから、こんな数日もつぶせないのだが。。。
こればかりは仕方ないのかなぁ。
ところで、最近は、執筆者からデータももらって印刷所に入稿しているのだが、ワードの脚注を使う人が圧倒的に多い。実はこの機能は印刷所からすると、迷惑この上ないもので、テキストのベタ打ちが好ましい。
また、へたに雑誌の体裁にあわせてデータを送ってくれる執筆者もいるのだが、印刷所からするとこれまた無意味な作業なのだ。刷り上がりと似たように、論文の題名のフォントを大きくしたり、2行ドリの真ん中に配置したりとわざわざやってくれるのはいいのだが、正直なところこれもテキストのベタ打ちの方がはるかに作業能率がよい。
と、愚痴になってしまったが、一銭にもならないというより諸連絡の封筒とかは自腹だし、当然挨拶状の紙代も自腹。まぁ、それもこれもいい経験をさせてもらっているのでいいのだが、やはり自分の論文をかかえているのに責任を持ってやらなければならない点だけが唯一にして最大のマイナス点だ。
そのせいで、というのは自分の気力体力のなさをたなにあげてしまってはいるが、論文1本落としてしまった。10月の訪中はそれでなくなってしまった。
んー、つまるところ勉強不足、努力不足なんだけど、なんていうか、身の処し方というか、つくづく世渡り下手だなぁ~、と思わずにはいられない。。。
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テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術