かの有名な余英時先生の講演会だと知り、びっくり!!
私自身は、大学生だか院生時代に下にあげた本がかなり一世を風靡していたことしか知らないのだが。。。
![]() | 中国近世の宗教倫理と商人精神 余 英時 (1991/04) 平凡社 この商品の詳細を見る |
その時の印象では、マックスウェーバーの俗に言う「プロ倫」(下にあげた『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』)で展開された論議の中国史版のようだなと思った。つまり、中国においては朱子学より広く儒学の考えによって商業主義が進展した、としている(ようなので)。本を読んでいないので、なんとも言えないんだけれど。
![]() | プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫) マックス ヴェーバー (1989/01) 岩波書店 この商品の詳細を見る |
なにはともあれ、余英時氏が、世界の中国史研究家のなかでかなりの有名人であることはたしかだろう。
余英時氏(プリンストン大学名誉教授)講演会
日時:2007年10月9日(火)午後4時~6時
場所:東京大学本郷キャンパス 法文1号館211番教室
演題:Chinese Views of Life and Death:
With Special Reference to Confucian Tradition
(中国人の生死観―儒教の伝統を中心に)
※講演は英語です(質疑応答のみ通訳あり)
聴講無料・事前予約不要
主催:東京大学文学部中国思想文化学研究室
共催:東京大学文学部次世代人文学開発センター
グローバルCOE「死生学の展開と組織化」
文科省科研「東アジア海域交流(にんぷろ)」
連絡先:中国思想文化学研究室 03(5841)3746
にんぷろ総括班事務処 03(5841)1518
「聴講無料・予約不要」ということからも、これは対外的に開かれた講演会と言えよう。資格なしでぶらっと入って聞くことができるタイプの講演会だ。
興味のある方はぜひ。
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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術