小学校では、担任の先生が毎日日記を書くように僕らに課していて、なんとはなしに、その日記の一番最後に「今日の名言」なるコーナー(?)を勝手に作って古今東西の名言や格言を1つ書いていた。
もちろん小学生なので、なにか本からパクっていたはずだが、今となってはもう思い出せない。
たぶん、ネタに困ったのかなにかで、金岡照光『中国名言辞典』東京堂出版、を買ったか、買ってもらったらしい(←記憶が曖昧^^;)。とにかく、この本から、今日の一言を書き出していたことは覚えている。

そこには原文こそないが、名言の前後の文章の書き下し文、やや詳しい説明、出典が書いてあり、巻末には出典解題もついているという、なるほど「辞典」なわけだ。
そうして小学五年生の僕は、そこから「衣食足れば礼節を知る」とか「義を見てせざるは勇なきなり」とか「後世畏るべし」とか、1日の日記の最後に書いてたのである。

ませがきというか、なんというか^^; ちなみに親はまったく本など読まないし、サラリーマンではない労働者だったこともあり、家には本という本はなかった。でも、僕は本が好きだった。とりわけ、活字の本が。今でも覚えているのが、小学校の図書室にあった岩波文庫の『ロビンソン・クルーソー』だ。記憶が確かなら、小学校3年生のころ、あれをずっと読んでた(笑)。当然、漢字に振り仮名なんて振ってないものを。。。
はじめての漢文は、小学校五年、、、つまり今から24年ほども前のことになる。。。
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テーマ:漢字 - ジャンル:学問・文化・芸術