さて、東京富士美術館で今日から展覧会が開かれています。
地上の天宮 北京・故宮博物院展
【会 期】
2012年3月29日(木)~5月8日(火)
月曜日休館(ただし、4月30日(月祝)~5月8日(火)は無休))
開館時間
10:00 ~ 17:00(16:30 受付終了)
【会 場】
東京富士美術館
〒192-0016 東京都八王子市谷野町492-1
【入場料】
一般:大人1200円・大高生800円・中小生400円
【問い合わせ】
東京富士美術館
TEL:042(691)4511(代表)
HP :http://www.fujibi.or.jp
サイトで展示品一覧を見てみたが、展示会の構成が、
第一部故宮の后妃たち
第二部故宮の子どもたち
となっていることからも分かるように、故宮博物院らしく、皇帝一族関連の身の回りのものが多い。明清が好きな人は必見。
四庫文閣詩墨という、乾隆帝勅命による『四庫全書』所蔵館名を刻んだ墨のセット(筆箱みたいなものです)なんかも展示されている。
一番古いものは、東京会場のみの展示の『女孝経図』(南宋)。サイトでもやや詳しく説明がある。伝統中国の知識人階級の女性がいかにあるべきか、という規範を絵入りで説いたもの。
東京にいながらにして、実はまだ東京富士美術館には行ったことがないのだが、少し前の東京国立博物館で『清明上河図』を見られなかったうっぷんを、『女孝経図』ではらすというのも、悪くないかもしれない。
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テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術