http://www.amazon.cn/
は、amazonの中国大陸版。国内で中国書を買う人がその高さに嫌気が差して、まずその門を叩くのはここだろう。
ところが、きみさんのブログ、
・華夏チャログ
http://utuutublue.blog57.fc2.com/blog-entry-422.html
の「卓越アマゾンとの戦い」という記事で触れられているように、VISAカードが結局決済に使用できないバグ(?)があるようです。ですが、私は普通に使えています。
ちなみに去年「卓越amazon」で本を買った経緯については、拙ブログの
・『天水放馬灘秦簡』を買う
http://ancientchina.blog74.fc2.com/blog-entry-277.html
にちょっと紹介してあります。
どうも何人かの周りの人の情報と、私の2枚のVISAカードの比較から推測するに、
・VISAカードが比較的新しいものであること (私の場合、3年前のものはOKで、10年前のはNG)
・銀行のカードに付帯したVISAカードであること (私の場合、三菱東京UFJ銀行のはOKで、セゾンカードはNG)
の2点がキーポイントらしいです。まぁ、確実な情報というわけではなく、私自身、自分のVISAカードが通って、他の人のカードが通らないのが不思議なのですが^^; 代わりに買ってあげたいくらいです(連絡してもらったら代わりに買いますよ//笑)。それくらい中国書の国内値段は高く設定されています。
とはいえ、在庫を抱え、社員を抱え、その分が本の値段に反映されてしまっているので、国内の中国書が高いのは仕方ないことだと思います。
20数年前に、今はある在京大学の教授になっている人が、国内の中国書の高さを理不尽だととらえ、不買運動をしたそうです(そう思う気持ちはよく分かります)。その時は、おそらく国内の中国書取り扱い書店から買うほかに、中国書を買う手だてがなかったこともあり、不買運動は成功しなかったそうですが、現在はネットを初めとして、現地の留学生に代わりに買ってもらう(私も以前は先輩風を吹かせて買ってもらってました)などありますから、国内の中国書取り扱い書店も大変でしょう。
以前、ある学会で、東方書店さんが出品されていたのですが、展示されていた本を手にして、
「あ、これは買いました。ネット経由で。すいません」
と言うと、店員さんもさして驚くことなく、
「今はいろいろなチャンネルがありますからね。遠慮なくどうぞ」
と言われたことがあります。
幸い、私は台湾(大路書屋)と大陸(これは内緒)に1つずつひいきにしている書店があり、トラブルなく取り引きをしていますし、卓越も使えています。ですから数年前から国内で中国書を買うことは古書を除けばなくなりました。書虫さん(http://www.frelax.com/sc/)の値段ですら、高く思えて仕方ありません(もっともどこも商売ですから、当たり前ですよね)。最近書虫さんも「海外から取り寄せ」の本が多くなっていますから、在庫を抱えないようにやるスタイルを目指しているのでしょう。
今年は「本を買わない」宣言してしまいましたが、やはり欲しい本が目についてしまいます。日本amazonで眺めるだけにしていますが、いつまで誓いが守られるでしょうか^^; 頑張りたいです。
日本のamazon
スポンサーサイト
テーマ:中国語 - ジャンル:学問・文化・芸術