今日、レポート課題について学生からメールで質問があった。
質問に答えたあと「よいクリスマスを過ごしてください」と一言書き添えて、メールの返信をした。
その後しばらくして、その学生から、
「先生も良いクリスマスとお正月をお迎えください。」
と返信が来た。
レポート課題について質問してくるくらいの学生はそれなりにしっかりしている。
学生と少しでも心を通わせられることがあると、「先生をやっていてよかったなぁ・・・」と素直に思う。
また、教室内のすべての学生が試験で一心不乱に鉛筆を握って、論述問題を書きつづって、教室内には鉛筆の書く音しか聞こえない。
あの瞬間、あの空間がものすごく好きだ。
「みんな、がんばってるな」「みんな、がんばれよ」という気持ちに自然となる。僕にとっては聖なる時間とも言えるほど純粋な時間なのだ。年明け数回授業をしたら、また試験の季節がやがてやってくる。
その空間と時間を味わいながら、自分はしっかり物事を教えてきたのだろうか、自信を持って伝えたいことを伝えられただろうか、といつも自問自答する。
今年ももう少しで終わり。みなさん、よいお年を!冬休みはやることがたくさんあって、家に居ながらにして忙しいです。学生になった気分になって、勉学に励みます。
テーマ:研究者の生活 - ジャンル:学問・文化・芸術